10歳のころ末娘の学校で催された2分の1成人式。
お友達が持ってきた赤ちゃんの写真の多くは、トルチャンチの写真だったようです。
そのころ、生活するのが精いっぱいで、簡単な外食と、ケーキで済ました末娘のトルチャンチでした。
そのことを知った末娘の目がウルウルするのを見て、思わず私の口から飛び出した言葉が、
「ヨルハンドルチャンチしてあげる!」でした。
えらいこっちゃです。
「ヨルハンドルチャンチってなによ~~~~」
自分で自分に突っ込むのでありました。
当日は、クラスのお友達全員が集まってくれ、プレゼントをもらい、ゲームをしてとても楽しい時間を過ごしました。
こうして、私にも末娘にも忘れられないチャンチとなったのです。
たぶん、参加してくれたお友達にも、思い出に残るチャンチではなかったかと思います。
1歳で行うトルチャンチは、オンマやアッパの友人たちが集まり、主人公の記憶には残らないですが、ヨルハンドルチャンチの、主人公のお友達と過ごす時間は、かけがえのないものでした。
チャンチは、いつしてもいいものですよ。
